数学A 合同式 問題 2 解説

方針・初手
$4$ の累乗をそのまま計算すると大きくなるので、$27$ を法とする合同式で周期を調べる。まず $4^9$ が $27$ で割ると $1$ 余ることを示し、指数を $9$ で整理する。
解法1
まず、$4^9$ を $27$ で割った余りを調べる。
$$ 4^3=64\equiv 10 \pmod{27} $$
したがって、
$$ 4^9=(4^3)^3\equiv 10^3=1000 \pmod{27} $$
ここで、
$$ 1000=27\cdot 37+1 $$
より、
$$ 4^9\equiv 1 \pmod{27} $$
である。
(1)
$4^7$ については、$4^3\equiv 10 \pmod{27}$ を用いて計算する。
$$ 4^7=4\cdot (4^3)^2 $$
より、
$$ 4^7\equiv 4\cdot 10^2=400 \pmod{27} $$
ここで、
$$ 400=27\cdot 14+22 $$
だから、
$$ 4^7\equiv 22 \pmod{27} $$
よって、$4^7$ を $27$ で割った余りは $22$ である。
(2)
$4^{31}$ については、$4^9\equiv 1 \pmod{27}$ を用いて指数を小さくする。
$$ 31=9\cdot 3+4 $$
より、
$$ 4^{31}=4^{9\cdot 3+4}=(4^9)^3\cdot 4^4 $$
したがって、
$$ 4^{31}\equiv 1^3\cdot 4^4=4^4 \pmod{27} $$
さらに、
$$ 4^4=256 $$
であり、
$$ 256=27\cdot 9+13 $$
だから、
$$ 4^{31}\equiv 13 \pmod{27} $$
よって、$4^{31}$ を $27$ で割った余りは $13$ である。
解説
累乗の余りを求める問題では、底の累乗が $1$ に戻る周期を見つけるのが基本である。
この問題では、
$$ 4^9\equiv 1 \pmod{27} $$
が成り立つため、指数を $9$ で割った余りに注目すればよい。ただし、(1) の $4^7$ のように指数が周期より小さい場合は、周期で無理に処理するより、$4^3\equiv 10 \pmod{27}$ を利用して直接計算する方が早い。
答え
(1)
$22$
(2)
$13$
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