数学2 指数関数 問題 20 解説

方針・初手
底を $2$ に統一し、$2^x$ をひとまとまりの文字と見て方程式を整理する。指数関数の性質から、置換した文字が正の値をとることに注意して解を進める。
解法1
$2^x = t$ とおく。指数関数の性質から $t > 0$ である。
与えられた方程式の各項は次のように変形できる。
$$8^x = (2^x)^3 = t^3$$
$$4^x = (2^x)^2 = t^2$$
$$2^{x+1} = 2 \cdot 2^x = 2t$$
これらを元の方程式に代入すると、以下の $t$ についての3次方程式を得る。
$$t^3 - t^2 - 2t + 2 = 0$$
左辺を因数分解する。前2項と後ろ2項をそれぞれくくると、
$$t^2(t - 1) - 2(t - 1) = 0$$
共通因数 $(t - 1)$ でくくって、
$$(t^2 - 2)(t - 1) = 0$$
したがって、$t = 1, \pm \sqrt{2}$ を得る。
ここで、$t > 0$ であるから、
$$t = 1, \sqrt{2}$$
$t = 2^x$ に戻して $x$ を求める。
$t = 1$ のとき、
$$2^x = 1 = 2^0$$
より、$x = 0$ である。
$t = \sqrt{2}$ のとき、
$$2^x = \sqrt{2} = 2^{\frac{1}{2}}$$
より、$x = \frac{1}{2}$ である。
以上より、求める解は $x = 0, \frac{1}{2}$ である。
解法2
方程式の項を2つずつペアにして、直接因数分解を行う。
$$8^x - 4^x - 2^{x+1} + 2 = 0$$
前2項を $4^x$ で、後ろ2項を $-2$ でくくると、
$$4^x(2^x - 1) - 2(2^x - 1) = 0$$
共通因数 $(2^x - 1)$ でくくって、
$$(4^x - 2)(2^x - 1) = 0$$
したがって、以下のいずれかが成り立つ。
$$4^x - 2 = 0 \quad \text{または} \quad 2^x - 1 = 0$$
すなわち、
$$2^{2x} = 2^1 \quad \text{または} \quad 2^x = 2^0$$
これを解いて、
$$2x = 1 \implies x = \frac{1}{2}$$
$$x = 0$$
以上より、求める解は $x = 0, \frac{1}{2}$ である。
解説
指数方程式の基本的な問題である。底を $2$ に統一し、$2^x = t$ と置換して多項式の方程式に帰着させるのが最も確実なアプローチである。このとき、$t > 0$ という隠れた条件を忘れずに確認することが重要である。また、解法2のように直接因数分解できることに気づけば、計算量を減らしてより簡潔に解くことが可能である。
答え
$x = 0$
$x = \frac{1}{2}$
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