数学A 約数の個数 問題 2 解説

方針・初手
正の約数の個数と総和は、素因数分解から求める。まず $2100$ を素因数分解し、各素因数の指数に注目する。
解法1
$2100$ を素因数分解すると、
$$ 2100=21\cdot 100=3\cdot 7\cdot 2^2\cdot 5^2 $$
より、
$$ 2100=2^2\cdot 3^1\cdot 5^2\cdot 7^1 $$
である。
正の約数は、
$$ 2^a3^b5^c7^d $$
の形に一意に表される。ただし指数はそれぞれ
$$ a=0,1,2,\quad b=0,1,\quad c=0,1,2,\quad d=0,1 $$
をとる。
したがって、正の約数の個数は
$$ (2+1)(1+1)(2+1)(1+1)=3\cdot 2\cdot 3\cdot 2=36 $$
である。
次に、正の約数の総和を求める。約数全体の和は、各素因数について取り得る累乗の和を掛け合わせればよい。
すなわち、
$$ (1+2+2^2)(1+3)(1+5+5^2)(1+7) $$
を計算する。
$$ (1+2+4)(1+3)(1+5+25)(1+7) =7\cdot 4\cdot 31\cdot 8 $$
よって、
$$ 7\cdot 4\cdot 31\cdot 8 =28\cdot 248 =6944 $$
である。
解説
正の約数の個数は、素因数分解したときの指数の選び方で決まる。たとえば $2^2$ なら、約数に含まれる $2$ の指数は $0,1,2$ の $3$ 通りである。
また、約数の総和は、約数をすべて列挙せずに
$$ (1+p+p^2+\cdots+p^k) $$
という形の積で求めるのが基本である。今回は
$$ 2100=2^2\cdot 3^1\cdot 5^2\cdot 7^1 $$
なので、それぞれの素因数について指数を独立に選べることが重要である。
答え
正の約数の個数は
$$ 36 $$
である。
正の約数の総和は
$$ 6944 $$
である。
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