数学B 等差数列・等比数列 問題 14 解説

方針・初手
(1) は等差数列なので、初項と公差を文字でおく。 (2) は等比数列なので、初項と公比を文字でおく。いずれも条件式を一般項の形に代入して、未知数を決定する。
解法1
(1)
等差数列 ${a_n}$ の初項を $a$、公差を $d$ とすると、
$$ a_n=a+(n-1)d $$
である。
条件 $a_1+a_3=3$ より、
$$ a+(a+2d)=3 $$
したがって、
$$ 2a+2d=3 $$
すなわち、
$$ a+d=\frac{3}{2} $$
である。
また、条件 $a_2+a_4=27$ より、
$$ (a+d)+(a+3d)=27 $$
したがって、
$$ 2a+4d=27 $$
すなわち、
$$ a+2d=\frac{27}{2} $$
である。
よって、
$$ (a+2d)-(a+d)=\frac{27}{2}-\frac{3}{2} $$
より、
$$ d=12 $$
である。これを $a+d=\frac{3}{2}$ に代入すると、
$$ a+12=\frac{3}{2} $$
したがって、
$$ a=-\frac{21}{2} $$
である。
よって、
$$ a_n=-\frac{21}{2}+12(n-1) $$
整理して、
$$ a_n=12n-\frac{45}{2} $$
である。
(2)
等比数列 ${b_n}$ の初項を $b$、公比を $r$ とすると、
$$ b_n=br^{n-1} $$
である。
条件 $b_1+b_3=3$ より、
$$ b+br^2=3 $$
したがって、
$$ b(1+r^2)=3 $$
である。
また、条件 $b_2+b_4=27$ より、
$$ br+br^3=27 $$
したがって、
$$ br(1+r^2)=27 $$
である。
ここで $b(1+r^2)=3$ であるから、$b(1+r^2)\neq 0$ である。よって、2つの式を割ることができ、
$$ \frac{br(1+r^2)}{b(1+r^2)}=\frac{27}{3} $$
より、
$$ r=9 $$
である。
これを $b(1+r^2)=3$ に代入すると、
$$ b(1+9^2)=3 $$
すなわち、
$$ 82b=3 $$
であるから、
$$ b=\frac{3}{82} $$
である。
したがって、
$$ b_n=\frac{3}{82}\cdot 9^{n-1} $$
である。
解説
等差数列では、$a_1+a_3$ や $a_2+a_4$ を初項と公差で表すと、未知数が2つの連立一次方程式になる。特に $a_1+a_3=2(a+d)$、$a_2+a_4=2(a+2d)$ と見ると計算が簡単になる。
等比数列では、$b_1+b_3=b(1+r^2)$、$b_2+b_4=br(1+r^2)$ と共通因数が現れる。2つ目の式は1つ目の式の $r$ 倍になっているため、比をとれば公比 $r$ がすぐに求まる。
答え
(1)
$$ a_n=12n-\frac{45}{2} $$
(2)
$$ b_n=\frac{3}{82}\cdot 9^{n-1} $$
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