数学B 等差数列・等比数列 問題 15 解説

方針・初手
等差数列では、2つの項の差から公差を求めるのが初手である。
第62項と第74項は $12$ 項分離れているので、その差は公差の $12$ 倍である。一般項が分かれば、偶数になる項の条件を $n$ の偶奇で判定できる。
解法1
等差数列の公差を $d$ とする。
第62項が $185$、第74項が $221$ であるから、
$$ a_{74}-a_{62}=221-185=36 $$
である。一方、等差数列では
$$ a_{74}-a_{62}=(74-62)d=12d $$
なので、
$$ 12d=36 $$
より、
$$ d=3 $$
である。
したがって、一般項は
$$ a_n=a_{62}+(n-62)d $$
と表せるから、
$$ a_n=185+3(n-62) $$
である。これを整理すると、
$$ a_n=185+3n-186=3n-1 $$
となる。
よって、求める一般項は
$$ a_n=3n-1 $$
である。
次に、第1項から第99項までのうち、偶数の値をとる項を考える。
$$ a_n=3n-1 $$
が偶数となる条件を調べる。$3$ は奇数なので、$3n$ の偶奇は $n$ の偶奇と同じである。したがって、$3n-1$ が偶数になるのは、$3n$ が奇数、すなわち $n$ が奇数のときである。
よって、偶数の値をとる項は
$$ a_1,a_3,a_5,\ldots,a_{99} $$
である。
これらは $n=1,3,5,\ldots,99$ に対応する。奇数は $1$ から $99$ までに
$$ \frac{99+1}{2}=50 $$
個ある。
最初の項は
$$ a_1=3\cdot1-1=2 $$
であり、最後の項は
$$ a_{99}=3\cdot99-1=296 $$
である。
したがって、求める総和は
$$ \frac{50(2+296)}{2}=25\cdot298=7450 $$
である。
解説
等差数列では、離れた2項の差は「項数の差 $\times$ 公差」になる。この問題では第62項と第74項の差から公差をすぐに求められる。
後半では、実際に偶数の項をすべて並べるのではなく、一般項 $a_n=3n-1$ の偶奇を調べるのが効率的である。$a_n$ が偶数になるのは $n$ が奇数のときなので、第1項から第99項までの奇数番目の項だけを和にすればよい。
答え
(1)
$$ a_n=3n-1 $$
(2)
$$ 7450 $$
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