数学2 定積分 問題 40 解説

方針・初手
積分区間が定数である定積分 $\int_0^1 f(t) dt$ は、全体としてある1つの定数となることに着目する。
この定積分を文字定数でおくことで、$f(x)$ をその文字を含んだ具体的な式で表すことができる。その後、おいた定積分の式に $f(t)$ を代入し、文字定数についての方程式を解く。
解法1
定積分は定数であるから、
$$\int_0^1 f(t) dt = k \quad \text{($k$ は定数)}$$
とおく。これを与えられた等式に代入すると、$f(x)$ は次のように表される。
$$f(x) = x^2 + 4x - k$$
このとき、$f(t) = t^2 + 4t - k$ である。これを最初の定積分の式に代入する。
$$\begin{aligned} k &= \int_0^1 (t^2 + 4t - k) dt \\ &= \left[ \frac{1}{3}t^3 + 2t^2 - kt \right]_0^1 \\ &= \left( \frac{1}{3} + 2 - k \right) - 0 \\ &= \frac{7}{3} - k \end{aligned}$$
これにより、$k$ についての1次方程式が得られる。
$$k = \frac{7}{3} - k$$
これを解いて $k$ の値を求める。
$$2k = \frac{7}{3}$$
$$k = \frac{7}{6}$$
求めた $k$ の値を $f(x) = x^2 + 4x - k$ に代入する。
$$f(x) = x^2 + 4x - \frac{7}{6}$$
解説
積分方程式の中でも、「積分区間が定数」である場合の最も基本的な典型問題である。$\int_a^b f(t) dt$ ($a, b$ は定数)の部分が $x$ に無関係な定数となるため、これを $k$ などの文字でおくという定石を覚えておけば、あとは基本的な積分計算と1次方程式を解くだけで完答できる。
答え
$f(x) = x^2 + 4x - \frac{7}{6}$
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