数学3 接線・不等式 問題 39 解説

方針・初手
指数関数 $y = a^x$ の導関数の公式 $(a^x)' = a^x \log a$ を用いて、点 $\mathrm{P}$ における接線の傾きを求める。また、法線は接線と直交することから、傾きの積が $-1$ になる性質を利用して法線の傾きを求め、直線の方程式を立てる。
解法1
関数を $f(x) = 3^x$ とおくと、その導関数は
$$f'(x) = 3^x \log 3$$
である。
曲線 $y = f(x)$ 上の点 $\mathrm{P}(a, 3^a)$ における接線の傾きは $f'(a) = 3^a \log 3$ となる。 したがって、接線の方程式は
$$y - 3^a = 3^a \log 3 \cdot (x - a)$$
展開して整理すると
$$y = (3^a \log 3) x + 3^a (1 - a \log 3)$$
となる。これが [ア] に入る式である。
次に、点 $\mathrm{P}$ における法線の傾きを $m$ とおく。 接線と法線は直交するため、それらの傾きの積は $-1$ である。よって
$$(3^a \log 3) m = -1$$
$$m = -\frac{1}{3^a \log 3}$$
となる。 したがって、法線の方程式は
$$y - 3^a = -\frac{1}{3^a \log 3} (x - a)$$
展開して整理すると
$$y = -\frac{1}{3^a \log 3} x + \frac{a}{3^a \log 3} + 3^a$$
となる。これが [イ] に入る式である。
解説
指数関数の微分の基本事項を確認する問題である。底が自然対数の底 $e$ ではないため、微分した際に $\log 3$ が掛かることを忘れないように注意したい。接線と法線の方程式については、基本公式 $y - y_1 = m(x - x_1)$ に代入するだけであり、定数部分のまとめ方は上記解答以外にも、括弧でくくったままの形でも正解として扱われることが多い。
答え
[ア] $(3^a \log 3) x + 3^a (1 - a \log 3)$
[イ] $-\frac{1}{3^a \log 3} x + \frac{a}{3^a \log 3} + 3^a$
(※ それぞれ $3^a \log 3 \cdot (x - a) + 3^a$、$-\frac{1}{3^a \log 3} (x - a) + 3^a$ といった形でもよい)
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