数学A 平面図形 問題 24 解説

方針・初手
内角の二等分線については、角の二等分線定理を用いる。
外角の二等分線についても、外角の二等分線定理を用いる。ただし、外角の二等分線は辺 $BC$ の延長上で交わるので、内分ではなく外分として扱う点に注意する。
解法1
まず、$\angle A$ の内角の二等分線が $BC$ と交わる点を $P$ とする。
角の二等分線定理より、
$$ BP:PC=AB:AC $$
である。いま $AB=5,\ AC=3$ だから、
$$ BP:PC=5:3 $$
また、
$$ BP+PC=BC=4 $$
である。したがって、
$$ BP=4\cdot \frac{5}{5+3}=\frac{5}{2} $$
$$ PC=4\cdot \frac{3}{5+3}=\frac{3}{2} $$
となる。
次に、頂点 $A$ における外角の二等分線が直線 $BC$ と交わる点を $Q$ とする。
外角の二等分線定理より、点 $Q$ は $BC$ を外分し、
$$ BQ:CQ=AB:AC=5:3 $$
を満たす。
ここで $AB>AC$ なので、$Q$ は $C$ 側の延長上にある。よって、
$$ BQ=BC+CQ=4+CQ $$
である。
外分比より、
$$ \frac{BQ}{CQ}=\frac{5}{3} $$
だから、
$$ \frac{4+CQ}{CQ}=\frac{5}{3} $$
これを解くと、
$$ 3(4+CQ)=5CQ $$
$$ 12+3CQ=5CQ $$
$$ CQ=6 $$
である。
解法2
座標を用いて確認する。
$B=(0,0),\ C=(4,0)$ とおく。$BC=4,\ AC=3,\ AB=5$ であるから、三角形 $ABC$ は $C$ を直角とする直角三角形であり、例えば
$$ A=(4,3) $$
とおける。
内角の二等分線定理より、
$$ BP:PC=5:3 $$
であるから、$BC=4$ より
$$ BP=\frac{5}{2},\qquad PC=\frac{3}{2} $$
となる。
外角の二等分線の交点 $Q$ を $x$ 軸上の点 $Q=(q,0)$ とする。外角の二等分線定理より、$Q$ は $BC$ を外分し、
$$ \frac{BQ}{CQ}=\frac{5}{3} $$
を満たす。
$Q$ は $C$ 側の延長上にあるので $q>4$ であり、
$$ BQ=q,\qquad CQ=q-4 $$
である。したがって、
$$ \frac{q}{q-4}=\frac{5}{3} $$
これを解くと、
$$ 3q=5q-20 $$
$$ q=10 $$
よって、
$$ CQ=q-4=6 $$
である。
解説
内角の二等分線は対辺を隣り合う二辺の比に内分する。一方、外角の二等分線は対辺の延長を同じ比に外分する。
この問題では $AB:AC=5:3$ なので、内角の二等分線では $BC=4$ を $5:3$ に分ければよい。外角の二等分線では、$Q$ が辺 $BC$ 上ではなく延長上にあるため、$BQ=BC+CQ$ と置くことが重要である。
答え
$$ BP=\frac{5}{2},\qquad PC=\frac{3}{2},\qquad CQ=6 $$
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