数学C 空間ベクトル 問題 50 解説

方針・初手
三角形 $ABC$ を含む平面の方程式を求め,原点 $O$ からその平面へ下ろした垂線の足を求める。垂線の方向は平面の法線ベクトルと平行である。
解法1
$A(1,0,0), B(0,2,0), C(0,0,3)$ を通る平面は,切片形で
$$ \frac{x}{1}+\frac{y}{2}+\frac{z}{3}=1 $$
と表せる。これを整理すると
$$ 6x+3y+2z=6 $$
である。
この平面の法線ベクトルは
$$ (6,3,2) $$
である。原点 $O$ からこの平面へ下ろした垂線は,原点を通り法線ベクトル $(6,3,2)$ に平行な直線なので,垂線上の点は実数 $t$ を用いて
$$ (x,y,z)=t(6,3,2) $$
と表せる。
この点が平面 $6x+3y+2z=6$ 上にあるとき,垂線の足 $H$ である。したがって
$$ 6(6t)+3(3t)+2(2t)=6 $$
より
$$ 36t+9t+4t=6 $$
すなわち
$$ 49t=6 $$
である。よって
$$ t=\frac{6}{49} $$
となる。
したがって
$$ H=\frac{6}{49}(6,3,2) $$
である。
また,$49$ は正の数であるから,問題文の形
$$ H=\frac{6}{\boxed{\text{ソ}}}(\boxed{\text{タ}},\boxed{\text{チ}},\boxed{\text{ツ}}) $$
と比較して,
$$ \boxed{\text{ソ}}=49,\quad \boxed{\text{タ}}=6,\quad \boxed{\text{チ}}=3,\quad \boxed{\text{ツ}}=2 $$
である。
解説
この問題では,三角形 $ABC$ そのものよりも,まず三角形 $ABC$ を含む平面を考えることが重要である。点 $A,B,C$ はそれぞれ座標軸上にあるので,平面の方程式は切片形で簡単に求められる。
原点から平面へ下ろした垂線の足は,平面の法線方向にある。したがって,法線ベクトルを用いて点を $t(6,3,2)$ とおき,それを平面の方程式に代入すればよい。
答え
$$ H=\frac{6}{49}(6,3,2) $$
したがって,
$$ \boxed{\text{ソ}=49,\quad \text{タ}=6,\quad \text{チ}=3,\quad \text{ツ}=2} $$
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